本日はもしもの事態に備えての、防災グッズの準備について記事を書きました。
昭和~平成~令和。激動の時代を生き抜いてきた私ですが、今まで生きてきた中で、自分ではどうしようもない状況というものを何度か体験しています。
不況、震災、コロナなど、生活やのちの人生に大きく影響を与えてしまうような事態が起こる度、どのように行動すべきか、どうやってこれから生きていけば良いのか、沢山考え沢山悩みました。
そして、もしもの事態が起こった時に困らないよう、できる限り準備をしておこうと考えました。
ある程度事のことは、何か起こった時に備えて事前に準備はできる
そこで私が思ったのは、未来に起こることを全て予測はできないけれど、ある程度事のことは、何か起こった時に備えて事前に準備はできる、ということです。
特に私はうさぎという家族がいます。もしも万が一の事態が起こった場合、うさぎのことも考えなければいけません。
仮に地震が起きたらどうする?避難所に行くことになったらうさぎは連れて行けるの?連れて行くとしたら何が必要?と考え始めたら事前に準備しておいた方が良いこと・モノは沢山あると気付きました。
うさぎだけではなく、自分のことも考えなければいけません。考え始めるとどんどん不安になります。
そしてある時、世の中の状況を鑑みて、起こる可能性のある未来を予測して、自分にできる準備はできるだけしておこうと思い立ちました。
少しでも記事を読んでくれた人のお役に立てれば幸いです^^
不安な気持ちは事前の準備で軽減できる
私は自分のことを心配性な性格だと思っています。そして、不測の緊急事態が起きてしまった時、平常心で大きく構えていることなどできない性格であることもよくわかっています。きっと不安で心がいっぱいになり迅速な行動などできそうにありません。
そんな私は事前準備をしておいたり、あらかじめ必要な事を調べておけば、その不安が大きく軽減されることを経験からわかっています。
万が一の時に少しでも不安な気持ちを軽減できるように、うさぎと一緒に無事に生き延びられるように、用意できることはどんどんやっていきたいのです。
「備えあれば憂いなし」なのです
【備えあれば患いなし:そなえあればうれいなし】
万一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、事が起こっても少しも心配事がない。備えあれば憂えなし。
(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
「備えあれば憂いなし」という言葉は、「もしものことを想定してあらかじめ準備しておけば、何か起こったとしても心配ない。」という意味です。
本当にその通り。生き延びるために必須なモノは、水と食料。これさえあれば大丈夫です。
私は収納場所を整理して、保存用に購入した長期保存水と保存食をしまっています。一日中水が飲めなかったり、3食きちんと食べられない生活はあまり考えたくないです。定期的に日付を確認して、古いモノは普段の食事として頂いています。いわゆるローリングストックというやつですね。
3.11が私の心に与えた影響
2011年3月11日。東日本大震災が発生した日です。
この日私は職場にいて仕事中でした。当時、私は病院で受付の仕事をしており、沢山の人が周りにいました。だから地震発生時の周りの極限状態を思い出すと、今でも苦しい気持ちになります。
未だかつてないようなざわめきと緊張感が漂う空気感に不安を感じながら、ただただ自分の職務を全うし続けました。
当時はバス通勤をしていましたが、そのような状況でバスが来るはずもなく、家にたどり着くまでどれくらいの時間がかかるかわからないまま、とぼとぼと歩いて帰ったことを鮮明に覚えています。
歩いているとバスがやってきたので手を挙げてみたものの「すみません、満員です!」とアナウンスがあり、私の横を通り過ぎていきました。
途中でスーパーに立ち寄ると、食料棚は軒並み空っぽという見たことのない風景があり、唯一ぽつんと残っていた玄米のパックを購入しました。お腹が空いたので、ファミレスに寄り食事をしましたが、あまり味わって食べることができませんでした。帰宅するまで何時間も歩いたような気がするし、2時間位で着いたような気もします。外出していて帰宅に6~7時間もかかった人もいたそうですが、私は永遠に家にたどり着けないような不安感があり、家に着いたらどっと疲れが出て寝込んでしまいました。
MY 防災リュックを作ろう
過去の経験から、もしもの時に備えて何かやらねばと思い、私は手持ちのリュックに直ぐに持ち出せるように防災用品を詰めて、MY防災リュックを準備しました。これがあるだけで安心できます。
3月11日は東日本大震災が発生した日。9月1日は防災の日です。
そして3月1日・6月1日・9月1日・12月1日は、「防災用品点検の日」です。この日は防災システム研究所の防災・危機管理アドバイザーである山村武彦氏が定めた記念日です。
防災用品の中には、電池・飲み水・食料の様に使用期限や賞味期限があります。せっかく用意しても使えなくては意味がないので、定期的に確認が必要です。
なんとなく頭の中に上記の日の記憶があれば、思い出した時に点検ができますね。最低でも年1回はやるべきです。
缶詰や保存食は何年も保存できますが、実はカップ麺類の賞味期限は短いと知りました。食品や飲み物の入替は結構手間ですので、なるべく長期間保存できるものを選んでいます。
⇩様々な防災グッズが揃っている「ピースアップ」さん。防災基礎知識など、役に立つコラムがたくさん載っているので必読です。


無印良品でも防災セットが販売されています。デザインがシンプルで、ごちゃごちゃ感がなく見ていて落ち着く色味ですね。
防災用品は使い勝手が命かと思いますが、見た目の印象が心を落ち着ける効果もあるのでしょうか。そこまで計算して作られているかはわかりませんが。
自分を守れるのは自分だけ
昨年の秋頃、改めて防災用品で何が必要かを考える時間を持ちました。
そして購入したのは長期保存水の買い足しと、ずっと欲しいと思っていたポータブル電源です。
ポータブル電源は高価ですので、楽天スーパーセールで30%オフクーポンを見つけて購入する決心がつきました。また見た目の可愛さに魅力を感じ、キャンプでも活用することも考えての決断です。
購入後は動作確認後に、お守り代わりに収納の奥に眠っていますが、ポータブル電源があると気持ちの安心感が今までと全然違うことに自分自身が驚いています。
「これで何かあっても当面は大丈夫!」と思えるようになり、不安が軽減されました。
⇩これは私が購入したものです。時々クーポンが出ているので、購入前に要チェックです。
デザインと色味が良くて気に入っています。重量は1.8kgで女性でも無理なく持つことができます。
⇩こちらはソーラーパネルとセットになったものです。私もソーラーパネル付きで買っておけばよかったと後から思いました。
これさえあれば、急場はしのげますし、持っているだけで安心感があります。
アウトドアスキルが役に立つ
私はソロキャンプが好きなのですが、アウトドア用品はいざという時に役に立つと思いました。電気やガスが止まってしまっても料理ができますし、アウトドア料理が防災用料理としても活用できるので、手間をかけずに美味しくできるアウトドア料理のレパートリーを増やしていきたいです。
アウトドアの調理道具は日常生活でもすぐに使えるようにしたいと考えているので、あまり奥にしまい込まずに、普段から取りやすい場所に置いてあります。
ペットを守りたい
私はうさぎ大好きのうさ飼いです。可愛くて毎日癒されています。
しかし震災時にうさぎをどうするかを考えると頭が痛く、残念なことに不安の種にもなっています。震災が起きても、自宅が倒壊しない限り、避難所へは行かずに自宅でうさぎと一緒に暮らす覚悟はしています。
ですが、どうしようもない状況になってしまった時は、周りの人たちに迷惑を掛けないように、事前準備はしっかりしておこうと決めています。

明日何が起こっても後悔がないように今日を生きる
防災用品をしっかり準備することで、「とりあえず何かあっても大丈夫。」という気持ちを持てるようになり、心に抱えていた不安が大分軽くなりました。
あえて言うならばトイレ設備がまだ弱いので、水が止まった時の簡易トイレの作り方について調べて準備しておきたいです。
マンションが倒壊でもしない限り、うさちゃんと一緒にとりあえず生き延びれそう・・・。
人生の一寸先など誰にもわかりません。しっかり準備をしていても、旅先で被災したり死んでしまうこともあるかもしれません。だから何かあったとしても悔いを残さないように、やりたいことはどんどんやっていこうと思っています。
40代も後半になると体力・気力が落ちてきたなぁと実感しており、10年後に同じフットワークで行動できる自信はありません。病気で身動き取れなくなっているかもしれない。
だからこれから先の10年はとても大切な時期だと思っており、この時期に沢山遊んで沢山思い出を作っておきたいです。
まとめ
防災について思うことは色々あり、何が必要かについて考え文章にする機会を持つことは、安心したり足りないものが何かが具体的にわかったり、私にとって必要な時間でした。
できる準備はしっかりしておき、後は運は天に任せ、毎日を一生懸命に生きる。それが私の人生だと思います。
幸い40歳過ぎても健康で、可愛いうさちゃんと仲良く暮らせているので私は幸せです。まだまだやりたいことはあるから、これからも冒険するけれど、今の平穏な生活をこじんまりと守っていく努力はしていきます。

